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岐阜県の概要

岐阜県は日本の中心に位置し、海洋国である日本には珍しい海岸線を持たない「海なし県」です。県北部の山間部は海抜3000メートル級の飛騨の山々が連なり、県南部の美濃・濃尾は海抜0メートルの平野となり、起伏と変化に富んだその地形となっています。「岐阜」という名称の由来は諸説ありますが、東海地方三英傑の一人である織田信長が中国の故事にならって命名したという説が有力とされています。

商工業では、古くから自然の滋味をを活用した産業が盛んです。特に、県北部の山岳地域から産出するヒノキは良質で、なかでも東濃ヒノキは全国的にも有名なブランドとなっており、質・量ともに国内有数の産地と評されています。その他にも土岐市を中心として生産される「美濃焼」は織部や黄瀬戸、志野焼の総称として広く親しまれ、高い芸術性を備えた陶器の代名詞とされています。また、現在では、和洋の食器に関わらずタイルなどの高強度磁器など新しい試みがおこなわれています。 岐阜の県民性としては、合掌造りの屋根の葺き替え作業を地域総出でおこなうことからもわかるように、その厳しい生活環境に立ち向かうために、地域や仲間内の堅く結束し、互いに助け合いながら生きていく精神が今も息づいています。ただ、岐阜県に引っ越してきた人には、どうしても地域の結束が強すぎて入り込むのが難しいと感じてしまうという、どことなく排他的雰囲気も持ち合わせているようです。逆に岐阜県民が他所の地域にいったときには、地域の連帯感が薄いと感じてしまい、疎外感から大人しく引っ込み思案になってしまう人が多いといいます。

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